7月20日(土)の福島5Rの新馬戦(芝1200m)でデビュー予定の
マイネルセレーノ(牡2・
父スウェプトオーヴァーボード/
武藤善則厩舎)について、
武藤善則調教師。
「調教を始めてから、時計がなかなか詰まらなかったのですが、先週、坂路でビシッとやってから馬が変わり、時計も出ました。先週やられたことで、それが競馬に結びつくのではないかと思います。ゲートの出は、練習のには遅かったのですが、先週金曜日に練習した時には速くて、1200mの距離にも対応できると思います」
7月21日(日)の福島5Rの新馬戦(芝1800m)でデビュー予定の3頭についての陣営のコメント。
キングタケショウ(牡2・
父キングカメハメハ/
国枝栄厩舎)について、
国枝栄調教師。
「稽古に乗った横山(典)騎手が言うには、気持ちが入ってきているということなので、調教は抑え気味にしました。レースに向けては十分な仕上がりだと思います。気持ちにもう少し余裕がほしい感じはありますけどね。落ち着いて走ってほしいと思います。母の
タケショウレジーナは短距離で勝っていますけど、まずは1800mから使っていった方が良いということで、この距離でのデビューとなりました」
コスモワッショイ(牡2・
父マツリダゴッホ/池上昌弘厩舎)について、池上昌弘厩舎の池上調教助手。
「410キロ前後と小柄な馬ですが、その分仕上がりは良いですね。フットワークも軽いですし、最初から動けそうです。将来的には、短い距離が良さそうな気性をしています。小柄な分、馬場が渋ると心配ですね」
リンガスアリュール(牝2・
父ゴールドアリュール/
高橋祥泰厩舎)について、
高橋祥泰調教師。
「調教は質的にも量的にも十分積んでいますし、動きもすごく良いです。ただ、母親(
リンガスローレル)が気難しいところがあったということもあり、ジョッキー(
柴田善臣騎手)はこの馬にも少し難しそうな面を感じているようです。レースに行ってそれがどう影響するかはやってみないとわかりませんが、普段は難しい面は見せませんし、動きも良いので期待しています。入厩からここまで順調に来ましたし、ゲートの出も良いですよ。血統的にはダートも良さそうで、実際ダートコースでやった時の動きも良かったですが、芝も大丈夫だと思います」
同じく
高橋祥泰厩舎の管理馬で、先週の芝1200mの新馬戦でデビュー勝ちを収めた
ユールドゥー(牡2・
父サムライハート)の次走は、新潟の
ダリア賞(8/3・2歳OP・芝1400m)を予定している。
「まだ馬体に緩い感じがありますし、パリッとしたスピードを感じるタイプではないので、福島の1200m向きではないと思っていました。レースではテンには行けませんでしたが、4コーナーあたりからの競馬っぷりが良かったですね。新潟コースに替わり、少し距離が延びるのもこの馬には良いでしょう」(取材・写真:佐々木祥恵)
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