競輪
フジノウェーブが引退、今後は大井で誘導馬デビューを目指す
2013年09月10日(火) 18:05 27 30
地方の雄フジノウェーブ(牡11)が引退を発表(写真は2007年JBCスプリント優勝時、撮影：高橋正和)
同馬は、2007年JBCスプリントを制し、地方所属馬で唯一のJBC競走制覇を達成したほか、南関東所属馬で初となる同一重賞(東京スプリング盃)4連覇や11歳での重賞制覇など、数々の金字塔を打ち立てた。通算の重賞タイトルは9つを数えるなど、長年にわたりダート重賞戦線を盛り上げた。
フジノウェーブは引退後、大井競馬場での誘導馬デビューを目指す。また、引退式は骨折が癒えたのち、年末を目途に実施する予定。
■高橋三郎調教師コメント
今まで8年間という長い間、厩舎を支えてくれて感謝しています。長年、騎手や調教師をやってきたが、こういった馬にはなかなか出会えなかったし、またウェーブのような馬に巡り合えればと思います。今後は大井競馬場の誘導馬として、ファンの皆さまに喜んでもらえる存在になってもらいたいです。
■御神本訓史騎手コメント
主戦として騎乗させてもらい、数々の重賞タイトルを獲り、地方馬初のJBCを勝たせてもらうなど、ここまで自分を成長させてくれた一頭で、強い思い入れがあります。また、同一重賞4連覇を達成した際の、鞍上を務めさせてもらったことは、非常に光栄に思っています。本当にいろいろな経験をさせてくれてありがとうと伝えたいですし、11歳という長い間までお疲れ様という言葉をかけてあげたいです。
■フジノウェーブ
父：ブラックタイアフェアー
母：インキュラブルロマンティック
母父：Stop the Music
馬主：大志総合企画(株)
生産者：笹島政信
調教師：高橋三郎
戦 績：59戦23勝
地方収得賞金：377,706,000円
中央収得賞金：11,700,000円
重賞勝鞍：
2007年東京シティ盃(GIII)、マイルグランプリ(SII)、JBCスプリント(JpnI)
2008年東京盃(JpnII)
2009年東京シティ盃(SIII)
2010年東京スプリング盃(SIII)
2011年東京スプリング盃(SIII)
2012年東京スプリング盃(SIII)
2013年東京スプリング盃(SIII)
※重賞の格付けについては、当時の表記を用いています。
みんなのコメント
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suzukattchi OGc2mHE
2013/9/11 6:02
JBC優勝や東京スプリング盃4連覇など、素晴らしい業績を残しました。
まさに、歴史に残るスプリント界の名馬。
その銀色の美しい馬体や神々しい雰囲気など、とても印象に残る馬でした。
ラストラン、生で見れて良かったです。
お疲れ様。まずは怪我を治して下さい。
誘導馬デビュー楽しみにしています。勿論、会いに行きます。 -
ブラックHTT FQCRCSk
2013/9/10 15:46
引退式、東京大賞典と同じ日に出来たら嬉しいな。まぁ、まずは治療が最優先だけど。
無事に誘導馬デビュー出来たら、ボンネビルレコードと一緒に帝王賞や東京大賞典で誘導馬として華麗なる姿を披露しておくれ(*^^*) -
あるしゃん GVVGGTA
2013/9/10 15:23
フジノウェーブもとうとう引退ですか…
長い間、中央馬にも負けぬ活躍をしていたのがすごかったですね!!
今度は誘導馬として第２の人生を歩みますが、ボンネビルレコードと２頭で大井競馬場の誘導姿をファンは見てみたいと思うでしょうね♪ -
くお＠ぼるこむ IFBylCg
2013/9/11 4:40
今年の東京スプリング盃優勝で南関東４競馬規定上は来年も現役続行自体は可能でしたが、軽度とはいえ骨折に靭帯炎を併発したようで年齢もあって、なのでしょうか。
同一重賞４連覇（同一時期に開催されていた０９年までの東京シティ盃時代を合わせれば５連覇を含む６勝、とも言えます）
この馬も「名馬の里」笠松出身の馬。こういう馬がまた地方から出てきて欲しいです。
長い間お疲れ様でした。
新着ニュース
2013/9/10 15:26
お疲れさまでした！
ありがとうございました！
「もう無いだろう・・・」
あなたの出ている競争、特に晩年は馬券購入前にいつもそう思い、そして、ことごとくその願望を粉砕してくれました。
今後はホームで誘導馬をされるとの事ですが、たまには出立地である笠松に遊びに行って頂ければと思います。