ミッキーアイルが快勝、浜中「無事に走り切ったことにホッとしています」/スワンS

デイリースポーツ

2014年11月02日(日) 12:00

古馬を相手に堂々と逃げ切ったミッキーアイル(左)=京都競馬場

 3歳マイル王がスピードで完封した。「第57回スワンS・GII」(芝1400m)は1日、京都11Rに13頭で争われ、1番人気のミッキーアイル(栗東・音無)が1分20秒3のタイムで逃げ切り勝ち。ひと回り成長した姿で秋の好発進を決めた。内の馬の出方を見ながら、スタート後しばらくしてからハナへ。自分の形に持ち込んでからは、持ち前のスピードに乗った走りで京都の軽い馬場を疾走。手応え十分に直線に向くと、上がり3Fを33秒9でまとめて押し切った。勝ち馬から半馬身離れた接戦の2着争いは、大外から追い込んだ4番人気のサンライズメジャーに軍配。さらに鼻差の3着には2番人気のフィエロが入った。

 浜中は「この馬らしい競馬で、無事に走り切ったことにホッとしています」と胸をなで下ろした。それでも表情を緩めないのは、課題を露呈したからだ。ゲートの駐立で落ち着きを欠き、発馬はひと息。「中途半端に並ぶよりも行き切る形を取った」。トップスタートのベルカントと離れた位置からハナに立つ鞍上の好判断に助けられた。

 音無師は「想定していたとはいえ、やっぱりゲートやな」と苦笑い。時間を割いて練習したが、スタートを決めることができなかった。次走は優先出走権を獲得したマイルCS(23日・京都、芝1600m)を予定するが「ゲートを直してやな。出遅れているようではダメ。ハナに行くならトップスタートを切らないと」と気を引き締めた。

 春はNHKマイルCを制したものの、続く安田記念では16着に終わった。「休み明けを叩いて良くなると思う。左回りよりも、右回りの方が粘りがいいしね」と指揮官。一度は跳ね返された古馬の壁を打ち破るべく、さらなる進化を遂げて大舞台に臨む。

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