ラストインパクト重賞連勝、松田博師「(有馬記念へ)行くよ!」/金鯱賞

デイリースポーツ

2014年12月07日(日) 12:00

圧巻の末脚で差し切ったラストインパクト(右)=中京競馬場

 重賞連勝で本格化を強烈に印象づけた。「第50回金鯱賞・GII」(芝2000m)は6日、中京11Rに17頭で争われ、1番人気のラストインパクト(栗東・松田博)が直線ではじけるように伸びて差し切り勝ち。1分58秒8のコースレコードで3つ目の重賞タイトルを手にした。1馬身半差の2着はいったんは先頭に立った4番人気のサトノノブレス。さらに半馬身差の3着は2番人気のエアソミュールが入った。

 4歳の秋を迎え、完全本格化を印象づけた。京都大賞典に続き、GIIを連勝。有馬記念(28日・中山、芝2500m)へ向けて、遅咲きのディープインパクト産駒が名乗りを上げた。

 完璧だった。カレンブラックヒルがつくるよどみのない流れのなか、中団でじっくりと待機。4コーナーを馬なりで進出すると、坂の手前からグイグイと加速する。川田の合図に応えて1馬身半差をつけての勝利。1分58秒8のレコードタイムでグランプリへと大きくはずみをつけた。

「今まで長いところを走って我慢させてきたし、きょうはなおさらリズム良く行けました」と振り返った川田。「直線で抜け出してからも遊ぶ余裕があった」と、レコードVでも完全燃焼ではなかったことを明かした。

 松田博師は「(有馬記念へ)行くよ!」と参戦を宣言。中団から抜け出す味なレースぶりに「ケイコでもきっちりと走れるようになってきたし、安定してきているからね」と満面の笑みだ。

 最高の形でGIIを連勝し、暮れの大一番へ。川田がエピファイネイアへの騎乗が決まっているため、菱田との新コンビで向かう。超一流馬がそろう大一番で、勢いに乗って強烈なインパクトを残すか。

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