復活バウンスシャッセに田辺「牝馬らしくない、どしっと構えた性格がすごい」/中山牝馬S

デイリースポーツ

2015年03月16日(月) 12:00 9 16

後方からパワフルに伸びて重賞2勝目を手にしたバウンスシャッセ(右)=中山競馬場

 フラワーC制覇から約1年、中山で実力馬が復活だ。「第33回中山牝馬S・GIII」(芝1800m)は15日、中山11Rに14頭(スイートサルサは出走取消)で争われ、3番人気のバウンスシャッセ(美浦・藤沢和)が1分47秒5のタイムで重賞2勝目を手にした。序盤は後方の位置取り。直線では中団追走から先に抜け出した4番人気アイスフォーリス(2着)をめがけて脚を伸ばす。急坂での攻防でかわし、首差で待望の4勝目をつかんだ。なお、さらに1馬身差の3着は最後方待機の5番人気パワースポット。1番人気シャトーブランシュは直線で目立った脚を使えずに5着に敗れた。

 最後はオークス3着馬2頭の一騎打ち。有終のラストランへ執念を燃やす内のアイスフォーリスをねじ伏せるように、外のバウンスシャッセがグイッとひと伸びした。「抜群の手応えで直線を迎えられた。牝馬らしくない、どしっと構えた性格がすごい」と田辺。道中は11番手まで下げて、じっくり待機した。「(控えたのは)作戦ではないが、乗っていて流れが速いと思った」としてやったりの表情だ。

 折り合いを欠いたり、道悪に泣かされたりしてきた馬にようやくツキが回ってきた。藤沢和師もホッとした様子だ。今後については「福島牝馬S(4月25日・福島、芝1800m)、ヴィクトリアマイル(5月17日・東京、芝1600m)、そういうレースしかない」。古馬としての初戦で好発進を決め、春の女王へ向けて夢が膨らんだ。

関連情報

いま読まれています

みんなのコメント

9
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す