…続いて、日曜開催の抜粋一鞍…有馬記念の事前考察。

2歳G1のホープフルをオーラスに固定され始めたとはいえ…大多数の方は、心情的にコチラを1年のオーラスと捉えているはず…

『…普段は馬券買わないけど、有馬だけは…』

…という人も少なくはない年末の風物詩、中には国民的行事とまで評する方も居る、競馬ファンではない方々にもある種のお祭りとして定着している側面があるのですから、ああいう興が削げる場壊しはぶっちゃけ迷惑…むしろ、28日固定にするならコッチの方だろうと言いたいです。

さて、顔触れの印象に話を戻すと…『今年も』最強世代論が跋扈している3歳上位はほとんどがパス…

その分『去年の』最強世代…現4歳勢が質も頭数も揃えていて『一昨年の』最強世代…現5歳勢は、近々の勢力図から言えば?マークが付く様相…その辺りの加味して、世代抗争の見極めを重視するのが賢明だろうと思っています。

では、事前3傑。

◎ レイデオロ

○ シュヴァルグラン

▲ キセキ

事前◎にはレイデオロ。

その4歳世代の頭領。

秋二つの内容は、どちらも非の打ち所が無いモノでしたから…

『テキが、マトモに使ってさえ居れば…』

…こんなモノと言った様相(※またまた大いに陣営への皮肉込み)なので、変に逆らう必要も無いかと。

事前〇にはシュヴァルグラン。

この秋の戦績は、並びだけを見れば『終わった論』まで挙がる状況ですが…相手が上ったJCでも、キッチリ詰めては居た事を思えば、それら悲観論は実に早計。

ズブくなって来た年齢である事からも、3戦目のココこそが狙い目とも捉える事が出来ると思っています。

事前▲にはキセキ。

秋に入って、先行策にシフトしてからは…一時期の不振からは完全に立ち直った恰好で、何よりも前走のJCで、あの怪時計に付き合って踏ん張った点は、ポテンシャルの高さと稀有な勝負根性を秘めている証。

しかし…ローテを見渡せば、かなりハードに使い込んでいる事は明らかですし、しかも今回はあの怪時計の直後…出て来ると言う以上は、こうして上位に挙げてはいますし、能力的にも好走は必至に思えますが…個人的には、来年以降を踏まえれば回避が賢明な判断だろうとまで思っています。

他にチョイ足し候補としては…モズカッチャン、パフォーマプロミス、クリンチャーを挙げておきます。