2011年11月18日(金) 18:00
11月20日に行われる、ばんえい×アイドルマスターのコラボ企画が盛り上がっている。
ここでいきなりスミマセン。ワタシ、ゲームもまったくやらないし、テレビは競馬とニュース以外ほとんど見ないので、『アイドルマスター』なるものはまったくの初耳。ツイッターなどを見ていると、すんごい盛り上がってるようなので、乗り遅れないようにここで取り上げてみることにしました。
念のため、ワタシと同じように知らない人のために『アイドルマスター』について説明しておく。もともとはゲームセンターのアーケード版だったものが、ゲーム業界全体に広がり、TVアニメにもなって、CDまで発売された。内容的には、ようするにNo.1のアイドルを育てよう、というものだとワタシは理解しましたが合ってますかね? 違ってたらスミマセン。
競馬場のイベントといえば、ちょっと前の地方競馬なら演歌とか歌謡曲の歌手や、あまり売れていないお笑いタレントを呼んだりというのが定番だったのだが、最近ではむしろ有名人のトークショーとレース予想というのが多くなってきた。
そういえば、ばんえい競馬ではたしか10年以上前に蛭子能収さんがイメージキャラクターをやっていたことがあったと思うのだが、今回のアイドルマスターは、逆の意味で蛭子さんと同じくらいのインパクトだと思うのだが、どうだろう。
ただアニメだけに、そのキャラクターに競馬場に来てもらうというわけにはいかず、当日の帯広競馬場はどんなことになるんでしょう。
この日のメインはばんえいオークスだが、そのひとつ前の第10レースがアイドルマスター記念。で、そのほかにもほとんどのレースがアイドルマスター関連の協賛レースになるようだ。唯一、実態のあるものでは、誘導馬がアイドルマスターの特別仕様になるらしい。ばん馬のアイドルってどんな格好になるんだか、ちょっと見てみたい。
馬券には、レース名が表示されるのみならず、「ばんえい×アイマス」コラボの何かが印刷されるらしい。もしかしてそのハズレ馬券とかって、のちにネットオークションなんかで取引されるようにまでなるんだろうか。
そして一番気になるのは、アイドルマスター目当てのファンが競馬場に押し寄せたりするのか、ということ。残念ながらワタシは競馬場には行けないので、ネットのライブ中継を凝視してみようと思う。
ま、いずれにしても、ばんえい競馬を初めて見る人がたくさん来てくれて、ばんえい競馬に驚いて、喜んで、そして興味を持ってくれればいいと思う。
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斎藤修
1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。