ハナズゴール・M.タバートオーナー(4)『日高にがんばって欲しい!』

2012年07月23日(月) 12:00

マイケル・タバートオーナーインタビューの最終回。今回は「第二のハナズゴール」を目指す、オーナー期待の2歳馬たちをご紹介します。オレハマッテルゼ産駒にいち早く目をつけたオーナーが、次に狙うオススメ血統とは。(7/16公開Part3の続き)



おじゃ馬します!

期待の2歳馬を教えてください

:ハナズゴールに続く、期待の2歳馬はいらっしゃいますか?

マイケル :同じオレハマッテルゼ産駒でハナズデラックス(牝2、母コスモカラット)。オータムセールで200万くらいなんですけど、オレハマッテルゼはめちゃくちゃいいですね。初年度で25頭ぐらいしか付けていないんですけど、付けた繁殖牝馬を考えるとすごく走っています。

:ハナズゴールみたいな馬が出て、種牡馬としての人気が出ますよね。

マイケル :だから今大変なんです。その年の種付け料から計算して安く買えると思って馬を見に行っても、「700万」とか言われると…。ハナズゴールが走れば他の馬を買えなくなる、自分で自分の首を絞めています。でも、本当に走りますよ。もっと有名な牝馬に付けたら、これからどんどん走ると思いますよ。

:2歳馬にも、やっぱり新種牡馬の産駒がいるんですか?

マイケル :ハナズタイガー(牡2、母メイショウサチカゼ)は、ジャイアントレッカーという新種牡馬の産駒です。これもサマーセールで200万くらい。サマーセールはいいですよね。5日間ずっといられたら、それ以上幸せなことはない。でも、問題は・・・

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東奈緒美・赤見千尋

東奈緒美 1983年1月2日生まれ、三重県出身。タレントとして関西圏を中心にテレビやCMで活躍中。グリーンチャンネル「トレセンリポート」のレギュラーリポーターを務めたことで、競馬に興味を抱き、また多くの競馬関係者との交流を深めている。

赤見千尋 1978年2月2日生まれ、群馬県出身。98年10月に公営高崎競馬の騎手としてデビュー。以来、高崎競馬廃止の05年1月まで騎乗を続けた。通算成績は2033戦91勝。引退後は、グリーンチャンネル「トレセンTIME」の美浦リポーターを担当したほか、KBS京都「競馬展望プラス」MC、秋田書店「プレイコミック」で連載した「優駿の門・ASUMI」の原作を手掛けるなど幅広く活躍。

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