ディープインパクト産駒の能力の高さと怖さ

2012年09月07日(金) 12:00

 ワールドエース、アダムスピークが屈腱炎で戦線離脱。トーセンホマレボシも屈腱炎で早々と引退が決まった。いずれも今春のクラシック戦線を盛り上げた、ディープインパクト産駒の逸材にして良血馬である。ノーザンファームの生産馬ということでも共通する。

 3頭とも、ローテーションに無理があったとは思えない。現在の高速馬場には異論を唱える立場だが、かといって、それを今回の屈腱炎と結びつける根拠に乏しい。要は、ディープインパクト産駒の「強さ」の裏に・・・

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吉沢譲治

血統評論家。月刊誌、週刊誌の記者を経てフリーに。著書「競馬の血統学〜サラブレッドの進化と限界」で1998年JRA馬事文化賞を受賞。「最強の血統学」、「競馬の血統学2〜母のちから」、「サラブレッド血統事典」など著書多数。

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