ジェネシスロックが関東馬にひと泡ふかせる/吉田竜作マル秘週報

2012年09月12日(水) 18:00

「世界に通用する強い馬づくりを」

 70年代に提唱され、この言葉を旗印にJRAはグレード制の導入、ジャパンCなどの国際レースの創設を行ってきた。賞金面の拡充もその一環だ。

 馬産地では海外に新しい血を求めて社台グループ、軽種馬協会が中心になって新種牡馬を導入。社台スタリオンステーションは今や世界屈指の地位にまで成長した。かつてはレースと調教が混在していた競馬場も、東西トレセンの誕生で飛躍的に調教施設が充実。2冠馬ミホノブルボンを手がけた戸山調教師の「坂路革命」をきっかけに坂路調教というジャンルも確立。世界的にも類を見ないトレーニングに特化した施設となった。

 今でも「馬づくり」に携わる人たちは「世界に通用する」を目標に日々研さんを積んでいる。

 しかし、そこに冷や水を浴びせたと言えそうなのが・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

新着コラム

コラムを探す