新馬快勝のキズナと同父、同牝系のラストインパクト

2012年10月17日(水) 12:00

●ウォーターロビン(牡 栗東・河内洋 父デュランダル、母ノゾミカナエタマエ)
 6代母ワールドハヤブサ(1967年生)以来、千代田牧場に根付いている名門牝系。本馬とワールドハヤブサを繋ぐラインの間に、名繁殖牝馬チヨダマサコ、その娘でエリザベス女王杯(GI)を勝ったタレンティドガールがいる。本馬はヴィクトリアマイル(GI)を勝ったホエールキャプチャと同じくタレンティドガールの曾孫にあたる。父デュランダルはエリンコート(11年オークス-GI)、フラガラッハ(12年中京記念-GIII)などの父で、成長力のあるサンデー系種牡馬。本馬は母方にタイキシャトル、ダンシングブレーヴと、サンデー系と相性のいい血を抱えているので頼もしい。芝向きのマイラー。

●ラストインパクト(牡 栗東・松田博資 父ディープインパクト、母スペリオルパール)・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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