2012年12月04日(火) 18:00
JRAに移籍して8年。初めての長期休養を余儀なくされている小牧騎手ですが、元来、家でジッとしていられない生粋の行動派。はたして現在は、どんな日々を送っているのでしょうか。休養中の過ごし方について、たっぷりとお聞きします!
■同世代の活躍は励みになるね ──マイルCSでは、シルポートがコンマ3秒差4着。頑張りましたね。
小牧 天皇賞・秋は、次のマイルCSを意識して乗ったんでね。絶対にいいところまでくると思ってた。だから、俺が観てたらなんか勝ちそうやったから、本当は観ないでおこうと思ってたんですわ。もちろん、勝ってほしいんやけど、なんか複雑でしょ?
──でも、観てしまった?
小牧 そう。その日はちょうどジムにいて、パッとテレビのほうを観たら、ちょうどシルポートが逃げているのが見えて。「これ、勝つんちゃうかな」とか思いながら観てましたわ。結局は、差されてしまったけどね。かなり離れたところから観ていたから、そのときは、勝ったのが誰かまではわからなくて。1台ずつテレビが付いている自転車のマシンとかあるやろ? 気になったもんだから、そこに腰掛けてテレビをつけたら、ちょうど表彰式をやっていてね。そこで初めて、「あ、ユタカくんや!」って。満面の笑顔でインタビューを受けとって、心底、良かったなぁって思ったわ。
──検量室前でも、何度も何度も小さくガッツポーズをされていて、本当に嬉しそうでした。
ユタカくんにすぐメール!
──武さんからは、どんな返信が?
小牧 いや、返事は・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。