イッポンを狙う競馬 コディーノのビジネスモデルは本当にローズキングダムか?

2012年12月13日(木) 12:00

「難しい競馬を簡単に考え、簡単な競馬を難しく考える」

をモットーに日々をやり過ごしている自分ですが……
やっぱり「簡単な競馬は簡単に考える」にこしたことはない! 

と毎年思う。朝日杯FSの週になると思う。

なぜだろう?
有馬記念一週前だし身を引き締めろと、浮かれるのは有馬だけにしとけと、身体の中から命じられてる気がしている。疝気の虫に教えられてる気もしている。レースが近づくと身体を自分で作る馬もいるとよく聞く。人間にもそういうことがあっても不思議ではない。

とはいえ、今年は正直、ちょっと違う。
おそらく先週の阪神JFでの馬券的敗退のせいだ!その精神的反動のせいだ!
違いのわかる男・秋山真一郎のゴールドブレンドに乗ったのはいいものの、
柴山騎手のクロフネサプライズの違いがわからず吹っ飛んだせいだ!

にしても、なぜ自分は第一天井で「0の層」が発生していたにも関わらず奥秩父まで馬券を買わなかったのか!?→クロフネサプライズは奥秩父にいた。
なぜ「第一境界線」まで単純に馬を流さなかったのか!?→クロフネサプライズは境界線の2つ上にいた。

→競馬王最新号にも書いてあったっけ。穴馬券派が穴馬券を取りこぼすことくらい恥ずかしいことはないって! まさに自分! おやすみなさーい!
(今月の競馬王は「的中率はたった10%あげるだけでいい。それだけで馬券は飛躍的に儲かる」特集。よ〜し!!)

阪神JFでも炸裂した「0の層」とそれに付随した「境界線」については来年の3月くらいに上手に説明できたらと思ってます。「なんだかわからない。何でもないことさえもわからない。」そんくらい上手に磨けたらいいなぁ〜。

おそらくそういうこと(大穴を逃すこと)があると人間は、失礼、自分のようなミーハーな人間は、失礼、自分のようなミーハーで自堕落な人間はついつい今週も、今週こそと、なんの根拠もないのに極めてけしからん馬券を100円〜500円くらいで夢見がち!
100円〜500円つったらキャワウィねぇ〜だけど、実際はそのコインをわんさか積んでいくから、キャワウィどころではない、アヤウィねぇ〜だらけだ。先週はWIN5もキャリーオーバーしたっていうし、100円の積み上げも激しくなりそう! うは!

おそらくなんの根拠もなくテンションだけが高揚していきがちな自分への戒めとして、簡単な競馬を簡単に考えようという信号が送られてきてるはず。

なるほど! ならばやってやる! 今週こそ三田明太氏ばりの「イッポン!」を唱えてやるぞー!

(にしてもNo.1予想の三田明太氏の「一本釣りでいく」コメントは男闘呼らしくていいなぁといつも思う。毎回じゃない。ときどき出る。そこがニクい。自分は「一本!」を読みたくて通ってる気がする。
「一本!」とあったら、やったー! と叫ぶ。もはやニッカだ!)

というわけで今年も「簡単な競馬を簡単に」、そんな強迫観念を強迫観念のままに朝日杯にチャレンジだ!

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強迫材料1(これは去年のここでも書いたこと。去年も使えたので今年も採用)
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「朝日杯は1番人気馬の前走の位置取りがわかれば解決する」・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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