2013年01月18日(金) 12:00
雪で中止になる直前の中山第4レース(新馬戦)を、JRAのホームページで何度も見たが、各馬の動きを伝えてくれる実況がなければ、何が何だかさっぱりわからない。この視界ゼロに近い悪条件下、平然と、淡々と、各馬の位置を正確に伝えて実況し続けたアナウンサーは、ベストプレーヤー賞ものである。
勝ったガイヤースヴェルトは、ラスト1ハロンで先頭に躍り出ると、あとは激しい雪の中を独走状態。ゴールを駆け抜けたときは2着以下を7馬身も突き放していた。勝ちタイムは1分56秒5(ダ1800m)。重馬場だったことを考慮しても、水準を1秒近く上回っている。
これで思い出したのが・・・
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吉沢譲治
血統評論家。月刊誌、週刊誌の記者を経てフリーに。著書「競馬の血統学〜サラブレッドの進化と限界」で1998年JRA馬事文化賞を受賞。「最強の血統学」、「競馬の血統学2〜母のちから」、「サラブレッド血統事典」など著書多数。