2013年02月08日(金) 12:00
先月の京成杯を勝ったフェイムゲームと、先週のきさらぎ賞を勝ったタマモベストプレイは、ともに母系がロイヤルサッシュ系だ。サッカーボーイ、ステイゴールド、ドリームパスポートでおなじみの母系で、すでに名牝系の地位を確立している。
名牝系には多産系が多いが、この母系がまさにそれ。また頑健で、仕上がりの早さとしぶとい成長力を兼備しているのが、もう一つの特長。成長の予備ブースターをいくつも持ち、早熟で終わることなく古馬になっても息長く活躍する。いぶし銀の名牝系である。
ステイゴールドがこの名牝系の特長のすべてを体現しているが・・・
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吉沢譲治
血統評論家。月刊誌、週刊誌の記者を経てフリーに。著書「競馬の血統学〜サラブレッドの進化と限界」で1998年JRA馬事文化賞を受賞。「最強の血統学」、「競馬の血統学2〜母のちから」、「サラブレッド血統事典」など著書多数。