朝日杯FS1、2着馬と社台ミステリー

2013年04月11日(木) 12:00

皐月賞吉例! 社台系なぞなぞー! わーー!!

「今年の皐月賞はどの社台系生産牧場が馬券圏内を2つ独占するでしょう?」

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♯1 傾向
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ここ6年(サンデーサイレンス亡きあと)、皐月賞は社台イマジネーションでアプローチすることが面白いと、去年のここでも、2年前のここでも、3年前のここでも書いてきた。一応おさらいしておく。

「皐月賞07〜12年の1着〜3着馬の生産牧場と馬主」(非とは、非社台生産という意味)

07年
1着 ノーザンF お得意様(個人馬主系、以下略)
2着 非 
3着 ノーザンF お得意様

08年
1着 社台F 会員様
2着 社台F 会員様
3着 非  

09年
1着 ノーザンF 会員様
2着 ノーザンF 会員様
3着 非 

10年
1着 社台F お得意様
2着 非 
3着 社台F お得意様

11年
1着 白老F 会員様(サンデーR)ノーザン系
2着 白老F お得意様(育成はノーザン)ノーザン系
3着 非    

12年
1着 非
2着 ノーザンF 会員様(サンデーR)
3着 ノーザンF系 会員様(サンデーR・生産は非のパカパカF。それをノーザンが育成)

07年〜10年までは生産は「ノーザンF」と「社台F」、馬主は「会員系」と「お得意様系」で(組み合わせは4パターン)、きれいに順繰りに2頭ずつ馬券圏内に入った。
その4パターンが終わって、11年はどうなるかと思っていたら、社台グループの3番手の白老F生産の2頭が馬券圏内に入った。

もう唸っちゃったね。こんときはさすがに唸りきったね。
順繰りにもほどがあるし、そもそも白老F生産馬が2頭強い馬を送り込んでいることにも驚いた。
(この年は合計3頭の白老F生産馬が出走していた)

あとは追分F生産馬だけじゃないか! とは思っているけど、さすがにまだ複数頭を送りこめてはいないし,今年は出走もない。ただし追分Fは去年からG1レーシングという会員制馬主を立ち上げ、リリーバレーという育成場も建設した。今年もラウンドワールドが途中まで頑張っていた(生産は白老で育成が追分系)。少しずつ着実に力をつけているようにも思える。来年以後複数頭で皐月賞に乗り込んできたら、要注意ではないか。

それはともかく、去年(12年)は、さすがに一巡したから、ノーザンFか社台Fのどちらかが再び2頭を送り込むのではないか? 特に主要トライアルの頭をだいたい取ったノーザンFは強力と思っていた。
そしたら、前記したように1着非社台 2着ノーザンF・会員 3着ノーザンF系・会員という結末に。

1着・非社台系というひねり付きで、ノーザンFが2頭圏内に。

では今年はどうなのだろう。・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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