2013年04月12日(金) 12:00
混戦模様の桜花賞だったが、終わってみれば昨年と同じくディープインパクト産駒のワンツーだった。しかも、デムーロ兄弟のワンツー。日本のジョッキーはいったい何をしているのかと、グチの一つも言いたくなる。
しかし、どんなに腕のいいジョッキーでも、桜花賞で素質のない馬に乗って勝ち負けしたりはせぬ。ディープインパクト産駒の大一番の底力を、まざまざと見せつけられた感じだ。それを巧みに引き出したデムーロ兄弟には脱帽するしかない。
今週の皐月賞も・・・
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吉沢譲治
血統評論家。月刊誌、週刊誌の記者を経てフリーに。著書「競馬の血統学〜サラブレッドの進化と限界」で1998年JRA馬事文化賞を受賞。「最強の血統学」、「競馬の血統学2〜母のちから」、「サラブレッド血統事典」など著書多数。