2013年04月26日(金) 12:00
今週は春の天皇賞。オルフェーヴルの回避は寂しいが、同じステイゴールド産駒のゴールドシップ、フェノーメノが出てくる。どうやら人気も、この2頭に集まりそうだ。
ゴールドシップの菊花賞、有馬記念の強さは圧巻だった。母の父メジロマックイーンを彷彿とさせる長い末脚を繰り出し、横綱相撲で他馬をねじふせた。
菊花賞は純然たるスタミナ勝負になりにくい。スローで流れて直線でヨーイドンの競馬だから、スタミナに自信のないマイラーでも上位に食い込んでくる。しかし、昨年の菊花賞は違った。
ゴールドシップが・・・
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吉沢譲治
血統評論家。月刊誌、週刊誌の記者を経てフリーに。著書「競馬の血統学〜サラブレッドの進化と限界」で1998年JRA馬事文化賞を受賞。「最強の血統学」、「競馬の血統学2〜母のちから」、「サラブレッド血統事典」など著書多数。