2013年05月24日(金) 12:00
みんなが特定の種牡馬に目が行き始めたときは、血統の神は昔からよく意地悪をする。先週のオークスはまさにそのとおりの結果に終わった。
クロフネサプライズがレースを引っぱり、本来のオークスらしいタフな競馬。長距離でもスローで流れれば、ディープインパクト産駒の瞬発力が生きるが、このペースだとスタミナと持久力の差が出てくる。
桜花賞1、2着のアユサン、レッドオーヴァルはいかにもマイラーらしい負け方だったし、メイショウマンボはいかにもステイヤーらしい勝ち方だった。
父のスズカマンボは・・・
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吉沢譲治
血統評論家。月刊誌、週刊誌の記者を経てフリーに。著書「競馬の血統学〜サラブレッドの進化と限界」で1998年JRA馬事文化賞を受賞。「最強の血統学」、「競馬の血統学2〜母のちから」、「サラブレッド血統事典」など著書多数。