2013年06月07日(金) 12:00
今夏、初産駒を競馬場に送り出す新種牡馬は32頭。サンデーがデビューした1994年のバブル期は100頭近くいたが、それも今は昔の話となってしまった。
多頭数の種付けが可能となり、数を必要としなくなったこと。生産不況で日高の繁殖牝馬が減っていることなどが、その背景にあげられる。
32頭中、半数の16頭がサンデー系だ(直仔11頭、孫5頭)。サンデー系が依然高い人気を誇るが、目玉のマツリダゴッホ(有馬記念)はサンデー最後の世代。直仔の時代が終わりを告げ、孫の時代に進みつつある。
その孫の代表格は・・・
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吉沢譲治
血統評論家。月刊誌、週刊誌の記者を経てフリーに。著書「競馬の血統学〜サラブレッドの進化と限界」で1998年JRA馬事文化賞を受賞。「最強の血統学」、「競馬の血統学2〜母のちから」、「サラブレッド血統事典」など著書多数。