「もう一度GIを勝ちたい」と決心した太、その理由とは!?

2013年07月02日(火) 18:00

今年のダービーでは、小牧騎手が『大ファン』と公言してはばからない武豊騎手が、感動のトップゴールを切りました。後日、そのダービーについて、武豊騎手と言葉を交わされたそうですが、その日を境に小牧騎手にある変化が…。はたして小牧騎手の身に何が起こったのか!?(取材・文/不破由妃子)

■武豊がダービーを勝ったせいや!

──いよいよ2歳戦が始まりましたね。橋口厩舎にもすでに3頭が入厩(取材時点)していますが、入厩を控えているなかには、今年もローズバドにロゼカラー、それからスリープレイスナイトの仔など、縁の血統馬がそろっています。なにか評判などはお聞きになっていますか?

小牧 いや、僕は全然聞いてないね。橋口厩舎も、2歳はあと2世代かぁ…。いい馬が出てくれたらいいなって、ホントに思います。

──あと2年…。先生も小牧さんも、思いはお互いひとつでしょうね。

小牧 そうですね。だから僕も、まだまだ現役バリバリでいたい。足を引っ張らんようにというか、乗せづらいと思われないように、あと2年、頑張っていかなアカンなと思いますわ。もちろん僕は、その先もまだまだ乗るけどね。

──なんか小牧さん、モチベーション上がりました? 少し前まで「引退したら何をしようかなぁ」とか、よくおっしゃっていたので。発言内容が変わってきたように思います。

小牧 そう? まぁそうかもしれんね。全然勝てんかったから、逆に勝ちを意識し出して・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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