ロードカナロアの2着はどこまで考えられるか?

2013年09月26日(木) 12:00

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スプリンターズSは今年もやっぱし基本7枠から拡げるのが男の嗜みとみた!
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 このレースの7枠の強さについては去年も一昨年も触れた。7枠は過去10年で1着4回2着2回3着3回で、馬券に絡まなかった年は不良馬場だった年の2回しかない。良馬場ではすべて絡んでいる。(不良馬場では1枠と3枠が2回ずつ絡んでいる)

 フルゲートだと7枠は13番と14番になる。15頭立てだと12番と13番だけど、面白いのは13番と14番だから12番は無視してみる(実際12番が7枠だったことは過去10年で1回しかない)。

・13番[3-0-2-4・1引き分け]
※引き分けとは一昨年ゲートで放馬して発走除外になったビービーガルダンのこと。

・14番[1-2-1-6]

 過去10年では13番の方が頼りになっているように見えるけれど、直近5年では14番が[1-2-1-1]と優秀。[1-0-1-2・1引き分け]の13番を圧倒している。っていうか、13番は一昨年放馬、去年最下位と散々だ(ビービーガルダンの呪いと決定するにはまだ足りない。今年まで待ってみたい)。

 とにかく13番か14番が馬券に絡まなかったことは過去10年で2回しかない。その2回も不良馬場。今年も良馬場だったらまずは13番、14番の馬から検証するのが正しいアプローチのはず。

 ちなみに13番は逃げ・先行、14番は先行・中団で結果を出している。しかも人気馬ほど信頼しやすくなる。

 先週から中山の芝はCコースになったけれど、フルゲートで行われた芝12・セプテンバーSでは7人気の14番が4着に、同じくフルゲートの芝12・日曜最終でも9人気の13番が3着に入った。

 今年の芝は・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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