2013年11月12日(火) 12:00
今週のマイルCSは主役不在。G1勝ちがあって近走成績も盤石という馬はいない。近走内容からダノンシャークあたりが1番人気かもしれないが、仮にどの馬が1番人気に推されたとしても、配当はそれなりにつくだろう。
そこで今回はレースそのものではなく、平地G1における単勝オッズ帯別の1番人気馬成績を御紹介したい。
年頭から単複に給付金がついていた1992年以降の平地G1における1番人気馬を、そのオッズ帯別に集計すると以下のようになる。
オッズ[着度数]勝率,単回収率 1.0-1.4[29-6-2-4/41]70.7%,88%・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。