スロー濃厚で実績馬は明暗分かれる!?/ジャパンカップ

2013年11月20日(水) 18:00


■ジャパンカップ(G1・東京芝2400m)フルゲート18頭/登録22頭

【コース基本情報】東京芝2400m Cコース使用

・コース回収率

 [やや低め] 単69%・複勝73% 上位人気の期待値高く順当決着傾向

・馬連万馬券出現率
 [標準] 11.8%(平均値▼0.2% 馬連平均配当4532円)

・枠番別成績(16頭立て以上) ※枠番値については末尾参照
 [1枠〜2枠] 勝率13.2% 連対率17.6% 複勝率24.3% 複回率107% 枠番値+0.6
 [3枠〜6枠] 勝率 4.4% 連対率 8.5% 複勝率16.2% 複回率 64% 枠番値-0.2
 [7枠〜8枠] 勝率 2.8% 連対率11.9% 複勝率14.1% 複回率 33% 枠番値-0.1
 →内枠が圧倒的に強いという意外な結果。特に勝率の高さは段違い!

・脚質別信頼度
 差し>先行>逃げ>追込 すべては能力次第も勝ち馬は差し優勢のコース

・推定ラップ&タイム
 [底力] 35.9-36.6-36.4-34.9=2.23.8 一貫して速い底力必須の厳しい流れ

 東京芝2400mといえば、中央競馬全コースの頂点に立つコース。枠番や展開による紛れはほとんどなく、全馬がその能力をしっかり発揮できる──というのが、ファンの共通認識ではなかろうか。実際、筆者も当コースについて「基本的には」そう思っている。

 しかしこのところ、多頭数における・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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