三強対決の図式も配当妙味アリか!?/シンザン記念

2014年01月08日(水) 18:00

■シンザン記念(G3・京都芝1600m外)フルゲート16頭/登録17頭

【コース基本情報】京都芝1600m外 Aコース使用

・コース回収率

 [低め] 単63%・複勝65% 上位人気馬が素直に強く順当決着傾向

・馬連万馬券出現率
 [やや高め] 14.3%(平均値↑1.9% 馬連平均配当5282円)

・枠番別成績(16頭立て以上) ※枠番値については末尾参照
 [1枠〜2枠] 勝率14.2% 連対率22.4% 複勝率27.6% 複回率 90% 枠番値+1.2
 [3枠〜6枠] 勝率11.7% 連対率16.6% 複勝率21.5% 複回率 64% 枠番値-0.2
 [7枠〜8枠] 勝率12.0% 連対率16.3% 複勝率22.9% 複回率 74% 枠番値-0.1
 ────────────────────────────────────
 [1枠〜4枠] 勝率13.6% 連対率21.1% 複勝率26.4% 複回率 82% 枠番値+0.4
 [5枠〜8枠] 勝率11.3% 連対率15.0% 複勝率20.7% 複回率 66% 枠番値±0
 →内枠が飛び抜けて好成績。他を割り引くのではなく内枠をプラス評価で。

・脚質別信頼度
 逃げ>先行>差し>>追込 意外なほど前有利で後方に置かれると厳しい

・推定ラップ&タイム
 [前傾] 34.8-23.9-35.6=1.34.3 序盤〜中盤から流れは速く前傾の流れに

 データの集計範囲を改めたのも理由なのだろうが、近年になって意外なほど「内枠有利」の傾向が加速していることが判明した、京都芝1600mの外回りコース。枠番による成績の偏りが見られないフラットなコース──という印象が強く、過去の当コラムでも実際にそう解説しているのだが、現在のトレンドは「内枠を狙え!」であるようだ。

 枠番別成績を見ると、連対率でも複勝率でも5%以上、1枠〜2枠の「内枠」が高くなっているのが見てとれるはず。回収率や枠番値は、もう圧倒的といえるほど内枠が高い。だからといって外枠がダメというわけではなく、中枠〜外枠の成績はほぼ同じ。つまり「外枠が不利ではないが内枠は間違いなく有利」という結論となる。

 人気別に見ると全体的に・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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