2013年JRA賞表彰式!受賞者たちの喜びの声

2014年01月28日(火) 18:00

 昨日1月27日、都内ホテルにて毎年恒例のJRA賞授賞式が開催されました。昨日のニュースで速報としてお伝えいたしました分も含めまして関係者の喜びの声をお届けします!

【年度代表馬:ロードカナロア】

◆(株)ロードホースクラブ 中村伊三美氏

「年度代表馬を受賞させていただき、ずっしりと重いですね。1200mって言われてたんですけど、安田記念を勝てたことは大きかったです。強いなと思いました。これほど、自分たちの期待に応えてくれた馬はいないです。またこれから子供たちが2,3年後に出て来ますので、その時はよろしくお願いします」

◆安田隆行調教師
「安田記念は自分自身も緊張もしましたし、ゴールに入った時の喜びはひとしおでした。世界の香港で2連覇出来たことは、ちょっと信じられなかったんですけど、現実にロードカナロアが制したというのは…本当にえらい馬だなと思いました。それと、チーム安田のケアのお蔭だなと思ってます。

 昨年香港でインタビューを受けたんですけど、『今の気持ちは?』と聞かれた時に、『いずれロードカナロアの子供で香港に来ます!』と言って来ました」

◆岩田康誠騎手
「一戦一戦気が抜けないレースだったので、本当に結果を出せて良かったと思います。普段は大人しく、レースにいったら一生懸命走ってくれる子でした。子供たちにはぜひ乗りたいですね」

◆安田翔伍調教助手
「最初から他の馬とは違う感触を持っていたので、この馬で大きいところ狙えないといけないなという自覚を持ってやってました。一戦一戦、岩田さんも福永さんもジョッキーたちのみなさんが競馬を教えてくれて、成長していってくれました。

 海外遠征は、いかに日本と同じ雰囲気に持って行けるかということを考えていたんですけど、カナロア自身がそのようなコンディションでいてくれたので、苦労することはなかったです。

 子供たちには、JRA賞はもちろん、海外のエクリプス賞やカルティエ賞を狙えるような産駒を期待しています。」

◆岩本龍治厩務員

赤見:ここまで本当にお疲れ様でした。引退を迎えて、どんなお気持ちですか?

「そうですね。3年間やっぱりプレッシャーもあったので、ケガなく無事に引退することが出来てホッとしています。
 普段は本当に大人しくて賢い仔だったので、とても接しやすくて。言うことないですね。レースはやっぱり2連覇した香港スプリントが思い出深いです。強いの一言でした」

赤見:先日京都競馬場で行われた引退式には、たくさんのファンの方々が見守っていましたね。

「寂しいなっていうのがあるんですけど、カナロアには次の人生があるので、ここまでお疲れ様でしたという気持ちでいました。たくさんのファンに応援していただいて、とても感謝しています。ただね、あの時めちゃくちゃ寒かったんですよ。吹きさらしのところにずっと立ってたので。ブルブル震えてて、涙が滲んでいたので、『あれ?泣いてる?』って思われたんじゃないかなと(照)」

赤見:ロードカナロアは、どんな存在ですか?

「一緒に歩んで来たので、もう本当に自分の子供みたいな感じです。これから子供たちが生まれて来るのが、すごく楽しみですね!」

岩本龍治厩務員

岩本龍治厩務員「これから子供たちが生まれて来るのが、すごく楽しみですね!」

◆ケイアイファーム 中村智幸氏
「このようなすごい賞をいただき、生産者として誇りに思いますし、感謝しています。これから子供たちが生まれて来るわけですが、これだけすごい馬になった父の活躍を超えることは、なかなか難しいことだとは思います。でも、その父を超えるような産駒が出て来てくれたら嬉しいです」

【最優秀4歳以上牡馬:オルフェーヴル】

◆(有)サンデーレーシング 吉田俊介氏

「引退が決まっていた有馬記念で、8馬身差で勝てたことは、とても嬉しかったです。最後の勝ち方が良かったので、一番の想い出のレースは有馬記念ですね」

◆池江泰寿調教師
「ケガさせることなく最強のまま引退することが出来て、ホッとしました。一番の想い出のレースは、いろいろありましたが阪神大賞典ですね。
子供は…、言わなくてもみなさんわかっていると思いますが、やっぱりオルフェーヴルの子供で凱旋門賞です。2年連続1番人気で勝てなかったので、なんとか子供で勝ちたいです」

◆池添謙一騎手

赤見:引退レースの有馬記念は本当に強かったですね!

「勝負ところで上がって行った時には勝ったと思ったので、直線はもう『強いな〜』と思いながら乗ってました。ゴールした時は、ホッとしましたね。それが一番です。すぐあとに引退式もありましたから、負けられない空気でしたし。本当に良かったなと思いました」

赤見:引退式はたくさんのみなさんが見守っていましたね。

「本当にたくさん残って下さって、待っててくれて嬉しかったです。もう陽が落ちててね、ライトアップがすごくキレイだなと思いました。オルフェーヴルの背中に乗りながら、『もう乗ることはないんだな…』ってかみ締めながら乗ってました。あの背中は、自分にとっては本当に特別です」

赤見:この後は、新たな楽しみが待ってますね。

「そうですね。オルフェーヴルは新たな人生をスタートするんでね、またその子供に乗るのを楽しみにしています」

【最優秀4歳以上牝馬:ジェンティルドンナ】

◆(有)サンデーレーシング 吉田俊介氏

「昨年ジャパンカップ勝つまでのレースが、本当に惜しいところで勝てなかったので。際どい勝負だったんですけど、(ジャパンカップを)勝てて、そしてまたJRA賞をいただけて、とても嬉しく思います。

 今年は、先にはジャパンカップ挑戦するかもしれないですけど、今のところは京都記念から、昨年2着だったドバイシーマクラシックへの挑戦というところまでしか決まっていません」

◆石坂正調教師
「昨年一年を振り返ると…4戦のみだったんですけど、ジェンティルドンナは一年を通してよく走ってくれたなと、そう思える一年でした。なんといっても年を重ねるごとに大人になって、非常に学習能力が高くて、現在厩舎にいますけど、すごくやりやすいです。今はオーナーが仰ったように、京都記念に向けて順調に調整中です。

 3連覇を目指せるのはジェンティルだけですから、秋には3連覇を目指すことになると思います!」

【最優秀3歳牝馬:メイショウマンボ】

◆松本好雄氏

「本当にすごい馬に出会わせてもらいました。武幸四郎ですからねぇ、びっくりしました(笑)。オークスは登録してなかったんで、なけなしのお金を払いましてねぇ。幸四郎が『どうしても行きたい』って言うから、それじゃしょうがないなと。『ダメだったら返せよ』って(笑)。

 今年の目標は、わたしは迷ってるんですけど、武幸四郎は『どうしてもキズナのお兄ちゃんと一緒にやりたい』って言うもんですから、男路線の天皇賞から、キズナが凱旋門行けば、また幸四郎も行きますんで。どんなもんでしょう(拍手)」

◆飯田明弘調教師
「うちのもう宝ですね。どのレースも手に汗握りながら応援していました。今後のことですけど、次は大阪杯と思ってます。あとはオーナーのご希望で、キズナに対抗してくれれば(笑)。それはまた相談ですけど、後は祐史が調教師になりますから、託します」

松本オーナーと武豊騎手、幸四郎騎手

左から松本好雄氏、武豊騎手、土川健之理事長、武幸四郎騎手

【最優秀3歳牡馬:キズナ】

◆前田晋二氏

「ダービーを見ていた時は、正直あんまり後ろからだったから『これは届かないかな』と思いながら見てました。ゴールした時には、涙が出ましたね。

(生まれた頃からの素質というのは)僕はその頃はわからなかったんです(笑)。牧場のスタッフに聞いて、走る馬なんだなと思いましたけど。

 今さっき、松本さんが言われた通り(笑)、大阪杯からですね。一番は無事に行って欲しいです」

◆佐々木晶三調教師
「(ダービー1番人気で臨んだ時の気持ちは)武豊ですからね!はい、安心して見てました。先週牧場で見さしてもらったんですけど、すごく元気で回復も早くて。幸四郎くんが大阪杯に行くっていうので、こちらも大阪杯に行こうと思います(笑)。幸四郎くんも凱旋門て言ってますから(笑)、ぜひ日本のホースマンの悲願でもあります凱旋門賞制覇に向けて、努力して行きたいと思います」

【最優秀2歳牡馬:アジアエクスプレス】

◆馬場幸夫氏

「夢のようです。入厩する時、みんながダートの適性を考えてたんですけど、手塚先生は芝でも走れるんじゃないかということでした。一戦目二戦目見たら『やっぱりダートじゃないか』って思ったんですけど、川崎の交流戦外れまして、それで、なんか自信ありげに『朝日杯』って言われたもので。ゴールした時には、本当に声が出ましたね。

(クラシック)登録していないので(苦笑)、今度3月にスプリングステークスに出して、それからまた考えて行きたいと思います」

◆手塚貴久調教師
「(朝日杯は)かなり自信はありました。本当に馬に感謝するとともに、言葉は悪いんですけど『してやったりだな』って思いました。
 先ほどオーナーの方から、スプリングステークスというお話がありましたが、春は芝を走らせることになると思うんですけど、夏以降はダートの色んなレースもありますし、その辺りはオーナーと相談して決めて行きたいなと思います」

アジアエクスプレス関係者

アジアエクスプレス関係者のみなさま

【最優秀2歳牝馬:レッドリヴェール】

◆(株)東京ホースレーシング 西川哲氏

「ゴールした直後は勝ってるか負けてるかわからなかったんですけど、本当に3戦共に馬を抜かすという気持ちの強い仔なので、勝ってるかなという感じはしました。

 今年の抱負は、まだまだ強い馬たちがたくさんいるので、まずは無事に走ってくれればというのが一番です」

◆須貝尚介調教師
「阪神ジュベナイルフィリーズの時には僕は香港に居たんですけど、ネットで見てて、7割3分くらいのところで『勝ったな』と思いました。スタッフが一生懸命頑張ってくれたお蔭です。
(2年連続最優秀2歳牝馬受賞したけれど)女の子はかなり難しくてね、やりがいがあると思うんですけど。2歳だけじゃなくて今後のレースも結果を出せるように、もっと自分自身勉強して、馬の成長を促して勝負に対する根性を付けて行けたらいいなと思います。
 今後のことは、牧場の方とオーナーと密に相談して決めていきたいと思います」

◆戸崎圭太騎手

赤見:初のJRA賞を受賞したお気持ちは?

「初めてJRA賞に来ることが出来て、とても光栄ですね。レッドリヴェールにはとても感謝しています。移籍した年にGIを勝てたことは、ものすごく大きいですね。移籍してすぐはけっこう勝たせてもらったんですけど、その後ちょっと自分の中で歯車が合わない時期が続いて…。でも後半になってそれもなくなって、さらにGIを勝てたことが一番大きかったです」

赤見:唐突ですが、髪型変えましたよね?何かの決意表明ですか?

「いやいや(笑)。やっぱり気づきました?人生初の茶髪です(笑)。何でってこともないんですけど。美容師さんが、『茶色くすると髪質が柔らかくなる』って言うから。それだけです」

赤見:では、今年の目標を教えて下さい。

「やはり、目指すのは全国リーディングです!」

戸崎圭太騎手

戸崎圭太騎手「やはり、目指すのは全国リーディングです!」

【最優秀ダートホース:ベルシャザール】

◆(有)社台レースホース 吉田照哉氏

「(ジャパンカップダートを勝って)とても嬉しかったです。まずはフェブラリーステークスが間近に迫ってますので、そこにベストを尽くして、去年のジャパンカップダート以来になりますけど、馬の状態はとてもいいのでね、頑張ってもらいたいと思ってます」

◆松田国英調教師
「キングカメハメハの仔はダートも上手だったし、筋肉が素晴らしいものを持っていたので、この機会にということで、ダートに挑戦しました。
 フェブラリーステークスに全力投球ということで、今やっています。東京1600mは強いと思います!」

【最優秀障害馬:アポロマーベリック】

◆アポロサラブレッドクラブ 見立昭子氏

「まず本当にアポロマーベリックに『ありがとう』と言いたいです。それと、調教師の先生、騎手のみなさん、厩務員のみなさんに、本当にありがとうございましたという気持ちです。来年もこの場に立てるように、マーベリックくんに頑張ってもらいたいです」

◆堀井雅広調教師
「障害練習をしている時に、スタッフのみんなが『この仔はいけるんじゃないか』って言ってたので、期待していました。今後は春のグランドジャンプを目指して行きたいと思います!」

アポロマーベリックの関係者

アポロマーベリック関係者のみなさま

〜各部門賞受賞者〜

【特別賞:武豊騎手】

「(昨日達成した3600勝)狙ってました。昨年は、ダービーという本当に大きな目標を勝つことが出来て、自分にとっても大きな年でした。5勝目ですけど、まだまだ足りないです(笑)。今後の夢はたくさんあるんですけど、まず今年はダービー6勝目とキズナと共に世界一になりたいと思います!」

【最多勝利調教師・最多賞金獲得調教師・優秀技術調教師:角居勝彦調教師】

「受賞することが出来て、とても有難いです。馬で稼がせていただいてるので、本当に馬に優しく接するというのが一番だと思ってます。調教師だけ表彰されていいのかなと思っているので、来年はぜひ馬とスタッフと騎手と一緒に、ここに帰って来れるように頑張りたいと思います」

【最高勝率調教師:藤原英昭調教師】

「どの厩舎も一緒だと思いますけど、やはり大事な馬を預かってますので、その馬の力を最大に生かして使うことが厩舎のポリシーです。勝率と連対率と、あと複勝率ですか、そういう意味では厩舎スタッフのみんなが努力してだんだん技術も上がってきていますので、誇りを持っています。

 昨年最も印象に残っているのは、やはりGIのね、トーセンラーで武豊がメモリアル勝利をしたレースです。今年は、さっきいい情報ももらったんでね(笑)。天皇賞はキズナとメイショウマンボが出てくるということで。トーセンラーでは、ロードカナロアが引退ということですから、空き巣を狙うのか、ぶつけるのか、その辺りをよく考えて挑戦したいと思います」

【最多勝利障害騎手:高田潤騎手】

赤見:初の最多勝利障害騎手受賞おめでとうございます!

「ありがとうございます。昨年は何というか、僕自身変わったというよりも、たくさんのいい馬たちに乗せてもらったということが大きいですね。本当にみなさんのお蔭なので、感謝の気持ちでいっぱいです。
ただね、今年から障害戦は第3場での開催が増えたりして、開催の改革があったでしょう。僕が障害のトップにいて、みんなを引っ張って行かなきゃいけない時期に、こういう改革が行われてしまったというのは、僕の力不足でもあるし、本当に悔しいです」

赤見:普段、障害戦を買い慣れていない方に、馬券検討のアドバイスはありますか?

「馬券的には、平地より絶対に獲りやすいと思うんですよ。平地と違ってレース数が少ないですし、だから同じようなメンバーで戦うことになるわけじゃないですか。何戦か追いかけてもらえれば、平地以上に馬の癖が出やすいので、検討もしやすいと思うんですよね」

赤見:では、今年の目標を教えて下さい。

「リーディングを狙うのはもちろんなんですけど、自分のことよりも障害戦を広めて行きたいという気持ちが大きいです!障害戦はヨーロッパや海外ではすごく人気があるんですけど、日本ではまだまだ知名度も低いですし、今回は僕がリーディングを獲らしてもらいましたけど、他のジョッキーたち一生懸命頑張っていますので、障害戦の素晴らしさ、魅力をもっともっと伝えて行きたいです」

高田潤騎手

高田潤騎手「障害戦の素晴らしさ、魅力をもっともっと伝えて行きたいです」

【JRA最高勝率騎手:川田将雅騎手】

「毎週末チャンスのある馬に数多く乗せていただきまして、一番いい勝率を獲れたということは、本当に関係者に感謝しています。その一頭に本当に多くの方が携わっていますし、競馬に乗るのは僕ですけど、ファンの想いであったり、関係者の想いであったりが詰まってますので、一頭一頭丁寧に精一杯乗ることを心掛けています。

 去年はGIですごく情けない想いしかしていないので、非常に申し訳ない気持ちです。今年こそ、そういう大きな舞台でしっかり結果を出せるよう頑張りたいと思います。一頭一頭大事に乗って結果を出して行けばそこに繋がって行くと思いますので、今年も一頭一頭丁寧に頑張って行きたいです。そして福永祐一さんを引きずり落とせるように(笑)、頑張ります!!」

【JRA最多勝利騎手・JRA最多賞金獲得騎手・MVJ:福永祐一騎手】

「デビューした時からずっとこのタイトルを目標に頑張って来ましたし、18年?ですかね、掛かってやっと獲れたタイトルですので、感慨深いですし、(JRA賞の)パンフレットにも書いていただきましたけど、これから黄金時代を作っていけるように、より一層頑張って行きたいと思います。

 昨年は…悔しい一年でした。春にとても悔しい想いを…、自分の力不足で悔しい想いをしましたし、秋に関しては、相当な覚悟というか、そういうものを持って挑んだシーズンでした。その中でこうやって結果を出せたことは自信にもなりました。もう負けてしまったものは取り返せないので、その分、これからに活かしていきたいです。

 今年の目標は、一年無事にケガすることなく、また、他の騎手にケガさせることなく、騎乗停止ゼロを目指してやっていたんですけど…早速やってしまいました(苦笑)。目標はもう達成出来なかったんですけど(笑)、新たな目標を設定して頑張ります!」

【馬事文化賞:梅崎晴光氏】

『消えた琉球競馬』(ボーダーインク)

「毎年ここで取材させてもらっている身なので、ここに立っていていいのかなと、ちょっと戸惑っております。

 琉球競馬に興味を持ったキッカケは、10年以上前に家族旅行をした時に、突然道が広くなっていて、ここは何だろうと思って地元のお婆さまに聞きましたら、『馬場です』って言うんです。調べてみると、沖縄本島だけで100以上の馬場があったということで。しかも日本本土にはない特殊な競馬をしていたということでした。

 琉球競馬は、早さを競うわけではなくて、美しさを競う競馬なんです。わかりやすく言えば、2頭立てのフィギュアスケートですね。2頭並走で向かってくる、その脚並みの美しさを審判が採点する協議です。

 70年ぶりに琉球競馬は復活したんですけど、70年間のブランクがあるので、なかなか当時のように、まだ優雅にというところまではいきません。これからそういう美しさに迫って行こうと頑張っていますので、ぜひ応援よろしくお願いします」

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常石勝義

常石勝義
1977年8月2日生まれ、大阪府出身。96年3月にJRAで騎手デビュー。「花の12期生」福永祐一、和田竜二らが同期。同月10日タニノレセプションで初勝利を挙げ、デビュー5か月で12勝をマーク。しかし同年8月の落馬事故で意識不明に。その後奇跡的な回復で復帰し、03年には中山GJでGI制覇(ビッグテースト)。 04年8月28日の豊国JS(小倉)で再び落馬。復帰を目指してリハビリを行っていたが、07年2月28日付で引退。現在は栗東トレセンを中心に取材活動を行っているほか、えふえむ草津(785MHz)の『常石勝義のお馬塾』(毎週金曜日17:30〜)に出演中。

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