ジェンティルドンナ、サトノアラジンなど京都記念、共同通信杯分析

2014年02月12日(水) 18:00


◆両レースを目標に追い切りを積んできた注目馬をチェック

 先週の東京競馬場は大雪。土日とも、代替競馬として行われることになりましたが、問題は、2月17日の東京新聞杯。火曜日(11日)の坂路小屋で「こんなケースはあまり経験がないから、今週の追い切りをどうするべきか」と悩んでいる橋口弘次郎調教師。牝馬であれば、本当に軽い調整でもよいかも知れませんが、牡馬だけに、師も頭を悩ませていました。

 正直、東京新聞杯は相当難しいレースになりそうですが、共同通信杯と京都記念は、このレースを目標に、きっちりと追い切りを積んできた馬たちが出走。中間の調教内容を見ても「GIに向けたトライアル」という印象はありません。そのあたりも含めて、最終追い切りの解説にいきたいと思います。

【サトノアラジン/共同通信杯】

 前走後は栗東に滞在して、坂路馬場での追い切りを主体に入念な仕上げ。Cコースでの追い切りは目立って速い時計を出していませんが、それはいつでも動ける態勢が整っているからだろうという想像をしていました。

 最終追い切りの動きを見ると・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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