2014年02月15日(土) 18:00
◆ジェンティルドンナにも「死角らしき要素」が
またまた大雪の影響で東京開催は中止→代替開催が連続しているから要注意。
すでに発表済みのメンバーでそのまま行われるのは、15日(土)から、2日飛んで18日(火)に移動したクイーンCの「東京5日目」。専門紙などはそのまま通用する。
でも、1週間も日程が移動する場合はとても公正なレースとはならない。新しい出馬表による代替開催になる。17日(月)に行われるのは、先週の日曜日(9日)に中止となった東京新聞杯がメインの「東京4日目」である。新メンバーだから専門紙などは最初から刷り直しになる。同様に、共同通信杯が行われる予定だった16日(日)の「東京6日目」も中止→代替開催となり、次週24日(月)に移動した。新しい登録馬を受け付けることになり、メンバーは変わる。開催日が複雑に入れ替わっていること。中止は東京競馬だけであること。1週間ズレて再登録となったメンバーで行われる開催日(17日、24日)が生じた点に注意していただきたい。
距離はすでに経験している2200m。コースは地元の京都。斤量の56キロも別に初めてではない。今回は福永祐一騎手にチェンジするが、当りの柔らかい「牝馬の福永騎手」だから、とくに気にならない。
まず大きく崩れることはないだろうが、死角らしき要素はある・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。