昨年も高配当を的中させた好相性のレース!/フェブラリーS

2014年02月21日(金) 18:00


◆人気馬と穴馬をバランスよく残した6頭!

須田 伏兵デスペラードが制した先週の京都記念。なんというか「大恥をさらす」を地でいく結果になってしまいましたねえ。何だったら手頃な穴でも掘りましょうか?

井崎 確かに、穴があったら入りたい気分ではある(笑)。ジェンティルドンナの1頭軸でもトーセンラーとの2頭軸でも、絶対に当たらないもんなあ。

須田 先週に関しては、ボクもちょっと責任を感じてますけどね。それにしても……もう2月下旬だというのに白星ゼロというのは、さすがに厳しいですなあ。

井崎 で、そんな絶不調な状況で今年の中央初G1、フェブラリーSを迎えると。大きな花火を打ち上げるには、もってこいのシチュエーションだよな!

須田 ……先週「大恥」という大玉の花火を打ち上げておきながら、よくもまあそんなことが言えますね。まあ、ネガティブになるよりはナンボかマシでしょうけど(笑)。

井崎 それにフェブラリーSは、昨年高配当を獲ってる相性のいいレースでもあるからね。しっかり消せるネタも多いし、手応えはホントにいいんだよ。

須田 では最初の消去ネタから見ていきますが、まずは前走4着以下馬の絞り込み。コレ、確かに東京大賞典組くらいしか来ないパターンなんですよね。

井崎 前走4着以下から巻き返した5頭のうち、じつに4頭までが東京大賞典組だからね。残りの1頭も04年の3着馬スターリングローズで、近年はまったく来てないんだよ。

須田 となると、意外に危なっかしそうなアドマイヤロイヤルやブライトラインの「消し」も、データ的にはかなり自信が持てるということになりますか。

井崎 ここは相手もかなり揃ったし、そうそう簡単に巻き返せるとは思えないんだよなあ。そもそも、前走4着以下というだけで信頼度はものすごく低いワケだしさ。

須田 で、乗り替わりでの消去や前走人気からの絞り込みについては問題ないんですが、気になるのが4番目の、前走距離と枠番から絞り込んでいるネタです。

井崎 つまり・・・

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井崎脩五郎

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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