ジョッキーが語る「数字の裏側」〜国分恭介騎手編

2014年03月05日(水) 18:00

国分恭介

今月の『キシュトーーク!』は、月別成績、騎乗馬別成績、競馬場別成績、コース別成績などなど、あらゆるデータからジョッキーの深層心理に迫る新企画。題して「ジョッキーが語る“数字の裏側”」。第1回は国分恭介騎手です。ある月が好調な理由や、もっとも数多く勝利したアノ馬との貴重なエピソードを明かしてくれました。

(取材・文/不破由妃子)


■重賞まで勝たせてもらったのに、最後は……

──今回は、恭介騎手にまつわるあらゆるデータから、恭介騎手の深層心理に迫っていこうという企画です。ご自身でも自覚していたこと、していなかったこと、または予想外のデータも出てくるかと思いますが、普段から勝率や連対率など、気にしてチェックすることはありますか?

恭介 ないですね。勝ち鞍の数は意識していますけど。

──ではさっそく、月別成績から。今年1月は5勝と好調でしたが、1年12か月のなかで、一番勝ち星を挙げている月はわかりますか?

恭介 ん〜、去年でいえば、4月か5月が好調だったような気がするんですが…、何月なんですか?

国分恭介騎手・月別成績

国分恭介騎手・月別成績

──18勝で10月がトップです。ただし、デビューした09年の3月7日から去年の年末までのデータで、初年度は3月デビューですから、1月と2月はほかの月より1年分少ないのですが、それでいて1月は17勝と2位ですから、実質1月がもっとも勝っている月といえるかもしれません。

恭介 へぇ〜、全然知らなかった(笑)。自分のことって意外とわからないものですね。4月と5月もいいほうじゃないですか?

──それがですねぇ、5月は16勝で6月と並んで3位タイなのですが、4月は6勝で最下位です…。

恭介 僕、テキトーですね(笑)。

──今年もそうですが、1月が好調な理由は、ご自分でわかりますか?

恭介 なぜでしょう(笑)。寒いのは好きじゃないですし・・・

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元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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