東京スプリント展望&桜花賞回顧

2014年04月01日(火) 18:00


◆東京スプリント展望

(4月2日 大井 サラ4歳以上 別定 JpnIII 1200m)

「東京スプリント」は、平成21年交流GIII昇格(前身・東京シティ盃)、今年実質第6回目を迎える。平穏な年、波乱の年、両極端の傾向だが、勝ち時計など総じて速く(1分10秒台がボーダーライン)、同舞台、同条件秋の「東京盃=GII」と比較しても、レベルはまったく見劣らない。

 さて今年の焦点。円熟の短距離王セイクリムズンに新勢力がどう迫るか。フジノウェーブが去り、ラブミーチャンが去り、ニュースターがそろそろほしい。JRAからはノーザンリバー、地方からはセイントメモリー、ジェネラルグラント。セイクリムズンを含めこの4頭、マイルまでこなすだけに、5月船橋「かしわ記念=GI」へ向けても重要な一戦といえるだろう。

 (1)…小波乱。1人気=3、1、2、1、2着、2人気=5、2、5、11、4着、3人気=2、8、4、7、1着。1人気は強いものの、その対抗格が頼りない。馬券(馬連)的には◎-△あたりが妙味になるか。

 (2)…地方馬脈あり。JRA4勝、2着3、3着2と優勢は論を待たない。ただし地方側も・・・

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吉川彰彦

日刊競馬地方版デスク、スカイパーフェクТV解説者、「ハロン」などで活躍。 恥を恐れぬ勇気、偶然を愛する心…を予想のモットーにする。

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