2014年04月22日(火) 18:00
祝・アンタレスS優勝!
祝・アンタレスS優勝! 1番人気ニホンピロアワーズを競り落とし、価値ある一勝を決めてくれました。今回はその喜びの声とレース回顧をお届けするとともに、いっぽうで残念な結果となったサトノルパンの乗り替わりについて、その心情を明かします。
(取材・文/不破由妃子)
■乗り替わりより、負けたことにガックリや
──アンタレスS優勝、おめでとうございます!
小牧 ありがとう。月曜、火曜と1泊でゴルフに来てんねやけど、ゴルフの前はなぜか重賞を勝つねん(笑)。だから今回も勝つと思ってたわ。それにしても強かったね。
──ニホンピロアワーズを文字通り競り落としての勝利ですからね。小牧さん、勝負にいったなと思いました。
小牧 ニホンピロに併せにいって、どこまでやれるかと思ってたから。位置取りは後ろになったけど、ニホンピロを見ながら競馬をしたいと思ってたからちょうどよかった。さすがに相手もよう辛抱しとったわ。
──追い切りは、CW77秒9(6F)の猛時計。あれはちょっと予定外?
小牧 あれはね、馬場の内のほうを回ったこともあるし、ちょっと引っ掛けられたんですわ。とにかくテンションがむっちゃ高くてね。当日も力んでたし、レース前はちょっと心配やったんやけど、スタートしてしまえばなんともなかったね。間隔を空けて使ったほうがいいタイプなのかもしれん。
──抜け出してからソラを使うようなところも見せましたね。最後はちょっとヒヤッとしました。
小牧 ゴール前、止めるのが早いってみんなに言われて、裁決にもすぐに呼ばれたわ。でもあれはね・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。