2014年06月20日(金) 12:00
◆ユニコーンSは攻めに攻めたこの馬を…
来週の宝塚記念で上半期のG1レースが終了。本格的に夏競馬へと突入ですね。 昨年は宝塚記念を最後に産休に入り、翌日にはマレーシアへ母と共に1ヵ月の語学留学。 あれから早1年が経とうとしているとは…。
人生初といってもいいほどの勉強量で、帰国する際にはそれなりにコミュニケーションや自分の考えを英語で話せるようになっていたはずなのに…今ではサッパリ。あ〜情けない。
しかしながら子供を産んでからは本当に毎日があっという間。当初はなぜ泣いているのか? 分からないし、手は腱鞘炎になるし、日々寝不足状態だしで、やっていけるのか? と心配でしたが、なんだかんだと過ごしながらもう1年。
あと何歳まで生きられるかは分かりませんが、平均寿命で考えればもう既に折り返し地点あたり。子供も含めて、日々共に過ごす方々や時間を大切に過ごしていかなければなぁ…と、今まで以上に感じる時の流れの速さに、そう思いました。
さて今週の栗東トレセンには、横山典弘騎手と内田博幸騎手の姿がありました。
横山騎手は先週に引き続きゴールドシップに。内田騎手はヴィルシーナと思ったらトーセンジョーダンとのことで、少し驚きでした。
何でも先約がトーセンジョーダンだったとのことで、いろいろな経緯の末、最終的には最初に依頼を受けた方を選択されたとのこと。今回の内田騎手のケースとは違いますが、最近は騎手の乗り替わりが日常茶飯事に行なわれるようになり、またエージェント制度が主流の時代。騎手が乗り馬を直前まで把握していないことはよくある話しのようですし、調教師ではなくエージェント主体で騎手が決まってしまう厩舎も存在する様子。
もちろん全てではないですし、どちらがいいとか悪いと言う話でもありませんが、何だか騎手と馬との距離、騎手と厩舎との距離、騎手と厩舎スタッフとの距離が日に日に遠くなってしまっているよう。それゆえ職人気質の騎手が少なくなってしまっているようで個人的には寂しさを感じます。
さて今週は函館でスプリントSが、東京でユニコーンSが行われます。
両レース共に人気となるストレイトガール、アジアエクスプレスがやはり中心となると思います。となると穴馬を相手にしなければ馬券的妙味が…。そこでユニコーンS、大敗続きではありますが、今回は攻めに攻めたメイショウイチオシの変わり身に期待をしようかなぁ…と考えています。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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