父の評価を上げる/函館記念

2014年07月19日(土) 18:00


距離はこのくらいの方が向く

 G3重賞の中ではレベルの高い組み合わせになることが多いレースらしく、今年はハンデ57キロ以上の馬が6頭もそろった。先週の七夕賞は3頭。

 といって、G3ならトップハンデ格に相当する57キロ以上の、いわゆる実績で勝るグループの成績がいいのかとなると、最近10年、57キロ以上のハンデ妥当とされて勝った馬はたった2頭だけ。夏の北海道シリーズのハンデ重賞であり、ここが夏の目標のひとつという馬はいっぱいいても、この重賞こそが最大目標の馬は少ない。

 秋に向けての展望を広げたい5歳ステラウインド(父ゼンノロブロイ)に期待する。

 ここまでフランスのドラール賞G2の1950m以外の17戦はすべて距離2000m以上を選んでいるが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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