重賞のハンデ「コンマ5キロ」

2014年07月22日(火) 12:00


果たして500グラム差はファンに馬券上のメリットをもたらすのか?

 今週行われる中京記念はハンデ重賞だが、発表されたハンデを見るとコンマ5キロの半端がついた馬が3頭いる。

 500グラム重くされたとも500グラム負けてもらったとも考えられるこの端数だが、一般的には500グラムまけてもらっているケースが多いと思う(たぶん)。果たして500グラム差はファンに馬券上のメリットをもたらすのか? ということで今回調べてみた。

 2004年以降の平地古馬ハンデ重賞における「コンマ5キロ付き成績」を調べると・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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