「持ちハンデ」って何だ!?/トレセン発秘話

2014年07月23日(水) 18:00


◆予想する方にしてみれば、この持ちハンデを読み解いて印に有効活用するだけだ

 この世界には何やら「持ちハンデ」なる“内部用語”があるらしい。かつて松田国厩舎のモンテクリスエスという馬はレコードでダイヤモンドSを快勝した後、どんなに凡走を繰り返してもハンデ戦で56キロを背負わされ続けた。それを疑問に思ったトレーナーに対して、ハンディキャッパーからは「それが持ちハンデである」という旨の説明があったという。

「そんな言葉は公にはないんですけどね。本来、ハンデ戦は距離や相手関係を見てゴール前で横一線になるようにつけられるもの。結果が出なくても持ちハンデでずっと斤量を背負わされたモンテクリスエスはその後おかしくなってしまった」

 この持ちハンデという言葉は以前、違う調教師からも聞いたことがある。明らかに重いと思ったハンデについて理由を聞きにいったところ・・・

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