秋のビッグレースでの好走を期待/中京記念

2014年07月28日(月) 18:00


インを引いた馬はそれだけで苦しかった

 この中京記念の上位は「7、11、5、6、10、16番人気…」。札幌のエルムSは別定戦ながら、上位は「3、5、10、12、13人気…」の決着だった。

 夏の重賞はハンデ戦が多く、またコースも大きく変わるから、まるでファンの興味を引きとめるかのように難解な結果をもたらすことが多いが、先週の函館記念が「2、8、7、9、12、15、11、16番人気…」。函館2歳Sも「4、11、2、12番人気…」。

 七夕賞も、ラジオNIKKEI賞も、CBC賞も伏兵が上位に並び、人気馬が上位を守ったのはダート短距離のプロキオンSくらい。難しいレースが連続している。

 6歳サダムパテックの勝った「中京記念は」、これで1999年以降、1番人気馬が「15連敗」継続中となった。かつて、夏の福島の「七夕賞」が1番人気馬26連敗の不滅の記録を誇った時期があったが、中京記念の行われるコースは・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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