2014年08月02日(土) 12:00
仕事とはいいながら、野球はおもしろい試合が多く、存分に楽しませてもらいました。でも、福島競馬の馬券はサッパリ。まぁそれは今に始まったことではないので、どうってことはありませんが…(汗)。
実は私には、上記以外の仕事もあります。毎週月・水曜日の朝は、新潟のFM・PORTという局でスポーツ全般の話をするコーナーを持っていまして、前夜にネタを仕込んでは電話出演を続けています。
さらに、当コラムをはじめとする“書く”仕事もいくつか頂戴しています。先月はこちらのほうでも多忙を極めました。
まずは、先月22日から東京スポーツ紙上で“自分史”的コラムの連載(月〜木発行分に掲載。5週連続、計19回)がスタート。最初の4回分は6月中に書き終えていたのですが、5〜15回目分の11本は7月の“超繁忙期”の最中にしたためて入稿しました。
そして、週刊競馬ブックの一筆啓上というコーナーにコラム(3カ月に一度、執筆を担当)を1本寄稿。加えて、兵庫の吉田勝彦アナウンサーが(場内実況のキャリアが世界最長であると)ギネスに認定されたことを受け、吉田さんについての記事の企画を同誌の担当者に持ちかけたところ、めでたく採用されました。その掲載が今月4日発売号に決まったため、先月6日には福島競馬と仙台での楽天戦中継の合間を縫って園田の吉田さん宅を訪問。これまでに伺ったお話の確認作業をしてきたのです。その上で、先月末までに見開き2ページ分の原稿を仕上げて送稿。月が変わってきのう1日に、ようやく校了を迎えました。いやぁ、実にどうもハードな1カ月間だったと思います。
というわけで、4日に発売される週刊競馬ブックには、吉田さんについて書いた記事が掲載されます。1984年(昭和59年)に初めてその実況を園田競馬場で聴いてからちょうど30年、02年(平成14年)に初めてお目にかかって以来約12年。年を重ねるごとに、吉田さんについて“シッカリしたもの”を書いておきたいという気持ちが強くなっていました。それがついに叶ったわけです。
吉田さんにまつわる話は一冊の本にしてもいいくらいです。でも今回は、ひとまず自分の気持ちを収めるだけのものが書けたと思っています。ご本人にあらかじめお読みいただいたところ、「こんなに持ち上げられたら、恥ずかしくて競馬場に行けない」なんて言われてしまいました。そんな今回の記事、ぜひご一読くださるようお願いいたします。
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矢野吉彦
テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。
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