メイショウナルトが連覇に挑む!! 小倉記念(GIII)

2014年08月04日(月) 18:00


 前走の七夕賞で復活を果たしたメイショウナルトが連覇に挑む。これを阻むのは実績上位のサトノノブレスか、それとも他の実力馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

 メイショウナルト(セ6、栗東・武田博厩舎)は昨年の覇者。続くオールカマーでも2着に入ったものの、その後は不振が続いていたが、前走の七夕賞を鮮やかに逃げ切って復活を果たした。今回はどれだけハンデが重くなるかがカギとなりそうだが、1分57秒1というレコードを叩き出した昨年に続く連覇が期待される。

 サトノノブレス(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は菊花賞2着、日経新春杯勝ちと実績では上の存在。小回りの適性は未知数ではあるものの、距離短縮は全く問題ないし、これまで戦ってきた相手が違うというところを見せられるか。

 ラストインパクト(牡4、栗東・松田博資厩舎)は2月の小倉大賞典で重賞初制覇を果たし、続く日経賞でも3着に入った。さすがにGIの前走天皇賞(春)では9着に終わったものの、ここなら上位争いが期待される場面だ。

 その他、中日新聞杯を制したマーティンボロ (牡5、栗東・友道康夫厩舎)、堅実に走っているダコール(牡6、栗東・中竹和也厩舎)、七夕賞2着のニューダイナスティ(牡5、栗東・石坂正厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時35分。

【データ分析/過去10年】

人気…1人気は[2-3-2-3]連対率50.0%、複勝率70.0%と優秀な数値だが、2〜4人気はすべて複勝率が30%とあまり高くなく2、3着馬に人気薄が入るケースが多い。9人気が[1-0-3-6]複勝率40.0%と高く穴候補。

斤量…ハンデ戦の傾向として良くあるが、重いハンデを背負っている57.5〜59キロの馬は[1-1-2-5]複勝率44.4%と高い。57キロが[1-2-1-12]複勝率25.0%と次いで高く、ハンデが重いからという理由で嫌うのは早計か。

レース間隔…前走から10〜25週の間隔が開いている馬が[1-3-1-7]連対率33.3%、複勝率41.7%と最も高い。次いで中4週が[3-2-5-26]連対率13.9%、複勝率27.8%と高い。

脚質…4角先頭は[1-2-0-7]と直線が短い小倉コースとしては好走馬が少ない印象。3番手が[2-3-1-6]連対率41.7%、複勝率50.0%と高い。10番手以下は[2-1-3-43]と複勝率12.2%と展開次第では追い込み馬も届いている。

前走上がり順位…前走レースでの上がり3ハロンの順位が1〜3位の馬は[7-4-4-32]連対率23.4%、複勝率31.9%と高い。その中でも3位の[3-1-2-7]、2位の[3-1-2-11]が高い。

◆メイショウナルト

・陣営コメント/武田調教師

「前走(七夕賞1着)はジョッキーが思い切った競馬をしてくれました。すんなり行けたのも良かったのでしょうが、最後までしっかりと走ってくれましたね。レース後は・・・

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