「荒れる可能性も高い」北九州記念で推奨の穴馬3頭!

2014年08月21日(木) 18:00


小倉コースでも狙いは差し馬!

担当編集者(以下、編) 石橋さん、今日のオーダーって聞いてます?

石橋 武(以下、石) 札幌記念って聞いてるけど、あのレースは普通にゴールド……

編 しっ!

石 ああ、そうか。って、キミが止めなくてもいいだろ(笑)。

編 あ、むしろしゃべらせたほうが良かったのか(笑)。

石 もうしゃべらないけどね(笑)。

編 失敗した……。というわけで、今週は北九州記念にしません?

石 いいけど、大丈夫なの?

編 こっちのレースのほうが石橋さん向きでしょ。だって過去10年で1番人気馬が勝ったはたったの2回。それ以外は5番人気以下の馬が勝つレースですからね。

石 いいならそうするけど。

編 読者だって荒れるレースで石橋さんの予想を聞きたいと思うんですよ。よし、北九州記念に決めた。

石 勝手に決めちゃった(笑)。

編 いいんです、たまには。だって僕がこのレースで石橋さんの穴馬を知りたいんですから。

石 結局、自分の希望かいっ!

編 あ、さっき言ったように読者のためです(笑)。

石 まあ、いいよ。北九州記念のほうが穴馬が多いし、荒れる可能性も高いからね。僕としてもありがたい。

編 ではさっそくお願いします。ちなみにこういう馬は要チェックみたいな法則なんてあります?

石 法則と言うと大げさになっちゃうけど、早い上がりを使えるタイプを狙うのがいいだろうね。

編 差し馬を狙うという?

石 そう。北九州記念が行われるのは開催後半。雨も多い季節だし、ちょうど馬場が荒れてくる頃なんだよね。毎年のことながら。差しが効いてくるんだよね、この北九州記念あたりは。

編 ああ、それで。たしかに毎年のように差し馬が勝ってますよね。小回りコースにしては珍しく4コーナーでふたケタ番手の馬がバンバン差してくるという。

石 そうなんだよ。で、大抵そういう馬って前走でもメンバー中上位(1〜3位)の脚は使っているんだ。だからシンプルにそういう馬を狙うというだけで、馬券が当たるというね。

編 へ〜。でもそういう馬がなんで人気にならないんですかね。

石 いろいろあるけどね。たとえば小倉の開催前半で好走した馬は人気に推されやすいでしょ?

編 ええ。同じコースで勝ち負けしてきたわけですから、当然注目されますよね。

石 でも馬場の傾向はガラッと変わっていて、開催前半は前残り、後半は差し、さらに終盤は完全に外差しに変わっていくわけ。となると開催前半で先行して好走した馬が、今回は差し馬場で凡走するというパターンが多いよね。

編 そういうことか〜。ちなみに終盤ていうのは最終週とか?

石 そう、小倉2歳Sとかね。

編 ああ、たしかに。

石 あとは荒れた馬場での短距離戦だけに斤量が軽いほうが有利というのもポイントのひとつ。ハンデ戦でもあるから。

編 なるほど。じゃあ、そういったことを踏まえるとどの穴馬に注目すればいいですか?

石 そうだな、まずは・・・

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石橋武

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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