例年以上に好メンバーが揃った今年の札幌2歳S(辻三蔵)

2014年09月02日(火) 18:00


◆今年の札幌2歳Sは能力だけではなく、調整方法を含めた総合力が問われる戦い

「ダービーからダービーへ」を合言葉に、12年から2歳新馬戦の時期が早まり、今年は日本ダービーが終わった翌週の3回東京、阪神開催から始まっている。昨年の札幌2歳Sは阪神で新馬勝ちしたレッドリヴェール(13年阪神ジュベナイルF1着)が優勝。日本で2番目に直線距離が長い東京、直線に急坂がある阪神、中京の2歳戦は翌年のクラシックを見据えた素質馬が使う傾向にあり、ハイレベルな新馬戦を勝ち抜いた馬が狙い目になる。

 また、2着マイネグレヴィル、3着ハイアーレートは福島芝1800mで新馬戦を勝っている。少頭数の戦いになりやすい北海道組と違い、両馬共にフルゲート16頭の激戦を制しており、多頭数で戦った経験が本番に生きている。

 今年の札幌2歳Sには東京で新馬勝ちを飾ったブライトエンブレム、福島デビュー組のミュゼエイリアン、フォワードカフェ、新潟芝1800mの新馬戦を圧勝したミッキーユニバースなど、関東選りすぐりの素質馬が参戦している。

 その内、短期放牧明けの・・・

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