惜敗続き、セントウルSの休み明け組

2014年09月09日(火) 12:00


最初に結論を言うと、「セントウルSでは休み明けの馬が勝っていない」

 いまから10年前というとまだサマースプリントシリーズは始まっておらず、セントウルSもGIIIだった時代。しかしその頃からGIへ向けたステップレースとして一定の地位を保ってはいたので、ここでは過去10年のセントウルSをまとめて話の対象にさせていただく。

 最初に結論を言うと、「セントウルSでは休み明けの馬が勝っていない」。今回はハクサンムーンが人気になるだろうし、以下に記す基準だとトーホウアマポーラも対象となる。また、長期休養明けの実績馬・ダッシャーゴーゴーも当然対象となってくる。

 なにをもって休み明けとするかは人によるだろうが、過去10年のレース間隔別成績は以下のようになる・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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