セントライト記念はシンプルに考えてこの3頭!

2014年09月18日(木) 18:00


要は小回り平坦コースの重賞

書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週から阪神開催がスタートしましたけど、いかがでした?

石橋 武(以下、石) ん? それって当たったかどうかってこと?

編 いや、セントウルS、最終と連チャンで当たってるのは知っているので(笑)。そうじゃなくて、いつも通りの開幕週って感じでした?

石 ああ、馬場的にということね。そうね、前残り、内有利という典型的な開幕週の馬場だよね。セントウルもまさにそんな決着だったでしょ?

編 そうですね。スプリンターズSに向けてなにか収穫はありました?

石 そりゃあねえ。前哨戦を見ないよりも見ておいたほうがいいという意味合いでは(笑)。ああ、でもあの開幕馬場で外から伸びてきたマヤノリュウジンなんかは本番でもチェックしておいたほうがいいんじゃないかと。わざわざ言うまでもない気はするけど。

編 いえいえ、そういうのはいくら言っておいて下さい(笑)。だってほら、ロードカナロアという王者がいなくなって、カナロア抜きでやった最初の短距離G1高松宮記念があの馬場だったじゃないですか。

石 そうね。

編 だからまだ力関係とか、それこそ3歳馬との能力比較とか、そのあたりもまだわからないですから。情報は多いほうがありがたいんですよ。

石 わかるけどね。むしろ僕だって教えてもらいたい(笑)。ま、あと1カ月近くあるし、じっくり考えますよ。

編 そうですね、じっくり考えて下さい。そして今週のセントライト記念もじっくり考える必要があるのかなと思うんですけど。

石 なんで?

編 なんでって、ほら、今年は新潟で行われるし、傾向だって例年通りというわけにはいかないじゃないですか。

石 そりゃそうだけど、普通に新潟芝2200mで行われる3歳重賞って考えればいいんじゃないの? 要は小回り平坦コースの重賞ってことだよ。

編 なんかシンプルすぎて斬新だわ(笑)。けっこう「中山とはここが違う」とか「今年のセントライト記念はここに注意」みたいな話をよく目にするので。

石 ん〜、それもわかるけどね。ただ中山との違いを意識するのは本番の菊花賞のときでいいんじゃないかな。

編 ああ、今年のセントライト記念組は評価できるとかできないとか。

石 そうそう。中山のときはここが評価できるけど(あるいはできないけど)、新潟だとそうはいかないみたいなね。

編 たしかに。で、素直に新潟芝2200mの重賞と考えると、どの穴馬に注目しておけばいいんでしょう?

石 それは自分で考えてほしいな。

編 いやいや、それを教えてもらうのがこの対談じゃないですか(笑)。そこはお願いしますよ。

石 あ、やっぱり?

編 では改めて、どの穴馬がいいですか?

石 そうだな、じゃあまずは・・・

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石橋武

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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