こういう経緯の馬は「走る」タイプのマラニーノ(吉田竜作)

2014年09月30日(火) 18:00


◆短距離王国と言われる西園厩舎に、というのもあるだろうがやはり…

 このコラムが公開されるころには、恐らく私は日本にはいません。島流しになるわけでも会社を首になるでもなく、凱旋門賞の取材に行ってきます。さすがにフランスの2歳馬については書きようもないので、今栗東にいるアメリカ産馬の話を少ししてみます。

 西園厩舎にマラニーノというOBSスプリングセールで落札された外国産馬がついに入厩してきた。ついに、というのもこの馬の存在を西園調教師に教えてもらったのは6月のこと。栗東トレセンからの帰りに「マジェスティックパーフェクションっていう種馬について調べてくれない?」と連絡をうけたのが最初だった。そして、続けて言うには「吉田勝己さんから受けてくれという話があってね。引き受けることになったんだ」とのこと。価格も25万ドルのなかなかのもの。セールの映像を見てもスピード感たっぷり。こんなことがあって待ち遠しく思わないPOG記者はいないですよねえ。

 そして、もう一つピンとくることがあった。この出来事のちょっと前にあったのが・・・

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