“難解”な調教時計の解釈をひもとくヒント/トレセン発秘話

2014年10月23日(木) 18:00


◆実際の騎乗者の感覚を小まめにチェックすること

 週明けの美浦トレセンで日曜(26日)東京・くるみ賞(2歳500万下、芝1400メートル)に登録のあるニシノラッシュのデキを田村厩舎の高木大輔助手に尋ねたところ、意外な逆取材が返ってきた。

「週刊誌にある1週前の追い切り時計を見てどう判断します?」

 同馬がマークした数字は南ウッド5ハロン67.6秒、ラスト1ハロン13.1秒。2歳馬として悪くはないが、抜けて良くもないというタイム。返答に窮していると

「自分が乗っていて感触がすごく良かったから、時計を聞いて逆にビックリしたんです。“えっ、この程度なの?”って。あの時の違和感はまだ残ったままですよ」と思案顔。続けて・・・

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