GI馬の上位独占? 他馬の食い込み?

2014年11月11日(火) 12:00


過去を振り返ってみるとGI馬どうしの決着というのは意外に成立しないもの…

 今週のエリザベス女王杯には3歳世代からも古馬からもそれぞれ複数のGI馬が出走し、充実のメンバー構成となっている。かつては3歳馬の参戦が少なかったこのレースも、すっかり3歳vs古馬の舞台として定着してきた。

 しかし、過去の結果を振り返ってみると、候補馬が多かったからといってGI馬どうしの決着というのは意外に成立しないものでもある。

 3歳馬からも古馬からもそれぞれ複数の中央GI馬が出走していた年を振り返ってみよう。

 最初に条件が満たされたのは01年。3、4歳から2頭ずつの計4頭が出走したが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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