話題にも上がらなかった馬の台頭というのも面白い(吉田竜作)

2014年11月25日(火) 18:00


◆20日の栗東の坂路でそれこそ目の覚めるような動きを見せたドリームタイド

 POGに限らず、競馬で面白いのは予想通りに事が運ぶことであり、またいい意味で裏切られることでもある。春の公開ドラフトで美野さんが「今年はピンとこない」と語っていたが、今年の2歳戦線はある意味美野さんの予想どおりに来ている気がする。これはある意味予想通りに事が進んでいることか。ただ、逆にいい意味で裏切ってくれた馬もいた。それが先日の京都で鮮烈なデビューVを決めたレガッタ。「距離を詰めたくないし、外回りのレースにこだわっていきたい」と昆調教師は早くもクラシックを意識しているが、この馬こそ春先は散々な評価だった。これも昆厩舎の“厩舎力”と馬そのものが持っているポテンシャルの高さが成せる業。このまま順調に成長していってもらいたい。

 そして、POGでは話題にも上がらなかった馬の台頭というのも面白いもの。20日の栗東の坂路で、それこそ目の覚めるような動きを見せたのがドリームタイドだ。すでにデビューしている・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

赤本取材班

須田鷹雄+取材班が赤本紹介馬の近況や有力馬の最新情報、取材こぼれ話などを披露します!

関連情報

新着コラム

コラムを探す