ジャスタウェイに似た血統構成のエターナルクライ

2015年01月21日(水) 12:00

アゼリア(牝 栗東・矢作芳人 父ゼンノロブロイ、母ダンスオブザマンボ)

 母ダンスオブザマンボは不出走だが、その半兄Millenaryは英セントレジャー(G1)、プリンセスオブウェールズS(英G2)2回、ドンカスターC(英G2)2回など重賞を11勝した名ステイヤー。ダイヤモンドS(GIII)を勝ったコスモメドウはいとこにあたり、オークス馬エリンコートも同じファミリーに属している。長めの距離で良績を残している一族だが、本馬はサンデーサイレンスとダンシングブレーヴのニックスを持ち、Mr.Prospector 4×3なので、鈍重さに苦しむことはないだろう。芝1800〜2400mで本領を発揮しそう。

エターナルクライ(牡 美浦・古賀慎明 父ハーツクライ、母エターナルビート)

 フォーエバーモア(父ネオユニヴァース/14年クイーンC-GIII)、マルカジーク(父サンデーサイレンス/05年シンザン記念-GIII・3着、共同通信杯-GIII・3着)の4分の3弟。母エターナルビートはクリスタルC(GIII)で2着となった芝向きの快速馬だった。母の父Pentelicusは名種牡馬Unbridledの4分の3同血で・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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