昆師が描くレガッタの壮大な未来予想図/吉田竜作マル秘週報

2015年02月04日(水) 18:00


◆今春のクラシックを占う重要な一戦に出走する予定のレガッタは、順調に1週前追い切りをこなしていた

 いよいよ注目のきさらぎ賞ウイーク。地元関西の良血ポルトドートウィユ、アッシュゴールドだけでなく、関東からは怪物牝馬との誉れ高いルージュバックも参戦予定。今春の牡馬、牝馬クラシックを占う重要な一戦となりそうだ。

 なかでも先週、当コラムで最注目馬に取り上げたレガッタは、順調に1週前追い切りをこなしていた。結果的には未勝利馬相手に後れを取る形となったが、ウッド6ハロン82.5-67.8-53.3-39.0-13.4秒とタイムは十分に合格点を与えられるもの。昆調教師も「思った通りの数字になった」と満足げな表情だった。先週お伝えした通り、「デビュー戦から比べると基礎体力の面で違っていると思う。それを同じ舞台で比較して見てみたい」というトレーナーのもくろみ通りに事が運んでいる。

 未来というものは現在の積み重ねで完成する。それはレガッタとて同じこと。まして引退が目前に迫ったころには「(気難し過ぎて)調教できるコースがない」状況にまでなった名(迷?)牝スイープトウショウ(05年宝塚記念などGI3勝)を母に持つ血統。陣営は用心に用心を重ね、目の前のレガッタの“現在”と対峙している。

「この馬自身はすごくおとなしいんだけど・・・

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