今年は京都金杯組が強い!/東京新聞杯

2015年02月04日(水) 18:00


■東京新聞杯(G3・東京芝1600m)フルゲート16頭/登録23頭

【コース総論】東京芝1600m Dコース使用

・コースの要所!


★コース回収率は単85%、複81%と高め。中穴狙いのスタンスが正解。

★枠番はフラット。信頼度が低いのは外枠も、枠番値が高く割引は不要。

★差し優勢。速い上がりを使える馬は、それだけで買う価値アリといえる。


 安田記念、ヴィクトリアマイル、NHKマイルCと、3つのG1が開催される東京芝1600m。コース全体での回収率が非常に高く、重賞全体では複勝回収率85%、G1に限れば109%と、波乱傾向もけっこう強い。4番人気〜9番人気あたりの中穴を積極的に買うスタンスが、もっとも効率がいいと言えそうだ。

 最初のコーナーに進入するまでが非常に長いコース形態であり、枠番による有利・不利はほとんどナシ。外枠である7枠〜8枠の複勝率が、ほかと比較して4%ほど低くなっているが、これは「平均人気」の低さに起因するもので、大きく割り引く必要はない。また、内枠が有利というわけでもなく、いちばん成績がいいのは5枠〜6枠である。

 直線の長いコースらしく、脚質はかなり差し優勢。差した馬の複勝回収率が99%もあるというのは、きわめて珍しい。上がり3F順位が3位以内の馬は複勝回収率200%以上と、その期待値の高さはそうとうなモノ。脚質的な不器用さのある馬でも、末脚がキレるのであれば、それだけで狙ってみる価値がある。コースデータからは・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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